食に命を懸ける会

にっぽんの本物の美味に出会う。食に命を懸ける会オフィシャルサイト

命ちゃんのおいしい小噺

命ちゃんのおいしい小噺

枡塚味噌 野田社長からの耳ヨリ

おいしい味噌汁の作り方

「お酒のお燗をつけるように」がコツ。おいしい味噌汁の作り方は、お燗をつけるように細心の注意を払っていただくと、一段とおいしい味わいが楽しめます。

【ポイント1】しっかり計量する。

味噌汁1杯・180ccに対して、味噌18g。

 

【ポイント2】絶対に沸騰させない。

味噌汁は「煮立ちばな」を飲むのが断然おいしい。
湯ばなが出たら、すぐに火を止めること。

 

【ポイント3】決して手を抜かない。
1.わかめ、豆腐など軽い具材の場合、出汁をとって、
先に具材を入れ、具が浮いたら味噌を入れる。
2.里芋、大根など硬い具材の場合、味がしみ込むように、
先に半量の味噌を入れ、やわらかくなるまで煮る。
具材が浮いてきたら、残りの半量を入れる。

 

季節によって、味噌の種類・濃度を変える

一年中、同じ味噌を、同じ濃さでのんでおられるご家庭が多いのでは?
人の自然な味覚は、冬はこっくりとした味のもの、夏にはさっぱりとした味のものを、それぞれおいしいと感じるのだそうです。冬は甘味の強い白味噌だけの汁を、春に向かって暖かくなるにつれ、少量づつ赤味噌を混ぜていき、真夏には豆味噌(三州味噌)だけのさっぱりした汁を作って、四季に敏感な味噌汁もお楽しみください。

 

冬季の味噌汁の具材あれこれ

なんといってもその季節の旬のものが一番です。
●根菜たっぷりの味噌汁    ●牡蠣と春菊の味噌汁
●大根と油揚げの味噌汁    ●豚汁
●寒しじみの味噌汁

 

自慢の豆味噌と具材の相性について

三州味噌の本場にある蔵元・桝塚味噌のおすすめはなんといっても豆味噌。豆味噌におすすめの具材は(個人的な好みも入れつつ)、貝類、根菜類(特に里芋)、切り干し大根、豚肉、にらと溶き卵…など。
豆味噌は、淡白なもの、にらなど個性のあるもの、それぞれ両方のよいところを引き出してくれる味噌です。